親睦旅行とイベントと……

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部屋の入口、そこには黒い服を身に纏った男が立っていた。見た目は……なんというか、もの凄く強そうだ。 「お久しぶりですね、白樫さん」 「……何しに来たのよ?私は貴方なんかに用は無いんだけど?」 すると2人は、そんな会話を始める。会話の流れからすると、恐らく知り合いなのだろう。 ……つーか俺、関係無いのにこんなところに居てもいいのかな? 正直な感想を言うと、俺って邪魔なんじゃないかな? とか思い始めている。 「いえいえ、特に理由はございませんよ?強いて言うのでしたら……私もこの世界に召喚された、と言うだけですね」 「……ふーん。まさか貴方が召喚されるなんてね」 俺が会話についていけない中、2人はそんな会話を繰り広げていた。
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