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「いいですよ？どうせ今から寝たところで、３時間とかしか寝られないですからね」
そうと決めたからには、この部屋で話をする理由もない。それこそ、ロビーだとかエントランスだとかで話す方がいいだろう。
「じゃあ移動しましょうか？」
「うん、そうだね！じゃあとりあえず部屋から出よっか！」
閃梨さんは俺にそう言うなり、先に部屋の外へと出ていった。そのあとに続くようにして、俺は一旦部屋をあとにしたのだった。
場所は移動して、ロビー。さすがにこの時間だからか、俺たち以外に人はいない。だからと言って騒ぐわけでもなく、俺たちは向かい合うようにして座った。
……しかし、そういや喉渇いたな。
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