親睦旅行とイベントと……

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それから少しして、閃梨さんは俺の方へを向いて、そしてこう言った。 「……うん、そうだね。そう言うことなら、私も断る理由がないから、有りがたく頂戴させてもらうよ!」 「あ、本当ですか?ありがとうございます!」 うん、少し大袈裟だったかもしれない。だけど、その分俺は閃梨さんに対して色々と感謝をしていて、その感情が表に出てきたんだと思う。 結局のところ、俺は閃梨さんに受け取って貰うことが出来たから、嬉しいって言うわけなんだよ。 「嘘を吐く理由が無いよ?さ、じゃあ何を貰おうかな……」 「なんでも良いですよ?今すぐに買えるものなら、そこまで買いに行ってきたりもしますから」 俺がそう言うと、閃梨さんは笑っていた。
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