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「じゃあこれからよろしくお願いしますね！俺のことは淳って呼んでください」
「うん、こちらこそよろしくね！あ、私は閃梨で構わないから」
そんな風にして俺たちは１度、目を合わせるなりどちらからともなく笑いだしていた。
この人とは仲良くしていけそう、そんなことを思いながら。
「そこはそうじゃないよ！さっきも教えた！」
まあ……現実はこんな風に厳しいことを言われているんだがな。まああんまり甘やかされるのも好きじゃないから、良いんだがな。
きっとこれで、俺は無事（？）追認考査を乗りきることができるだろう。あくまで予想の範囲だがな。
でもきっと大丈夫。俺にはこんなに良い家庭教師がついてくれたんだから。どこを探しても、こんな先生はきっとどこにもいないだろうな、うん。
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