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そんな修斗を叩き起こし、俺たちは朝食会場へと向かう。口に出したくない状況になっていた修斗は、寝起きだけは良いみたいで、朝から機嫌が良いみたいだしな。
ただ、
「昨日さ、淳と閃梨さん、俺になにかしなかったか？なんかそんな記憶がある」
って言われた時は、正直焦ったけどな。後から聞いた話によると、夢みたいなものらしいから気にすることは無いんだとか。閃梨さんが言っているんだから間違いは無いと思うし。
……こうやって考えると、俺ってつくづく閃梨さんを信頼しちゃってるんだなぁ……とか思い始めちゃうよな、うん。
まあ、人を信用するっていうのは、あまり悪いことじゃないから、別に嫌な気分とかは無いんだけどな。
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