親睦旅行とイベントと……

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と、まあ。そんなことは置いといて、だ。閃梨さんはしばらく部屋を見回した後、すぐに……と言う言い方もおかしいが、俺の方を向いてきた。 「うん、じゃあとりあえず……休憩しよっか?」 「はい?」 ……休憩ってなんだ? そんな展開、俺は全く予想していなかったぞ? しかし閃梨さんは、そう言うが早いかベッドに飛び込み、そしてゴロゴロし始めていた。その際に「淳くんの使ったベッドー」とか言っていたみたいだが、そこは聞かなかった方向で。 まあ……閃梨さんが言うことにも一理ある。俺らは他のやつらよりも睡眠時間が少ないわけで、それこそ眠くないと言えば嘘になるだろう。いや、俺はそう言うの大丈夫な人間だけどさ。 だから、やっぱり休憩は必要なのかもしれないな。
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