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まあ、改めて自分自身で確認をしたって言うことにしておくか。うん、それが1番良いだろうな。
それから俺たちは、本当にくだらないような話をしつつ、時間を潰していった。もちろん、俺は閃梨さんに聞きたいことを全然聞けずにいるままなんだがな。
……多分、そんなに長い時間かかる訳じゃないとは思うから、我慢をするとしよう。そこまで急ぐようなことじゃないしな。
そんなことを考えながら、俺は周りの奴等と色々な話をしていたのだった。と言うよりも、せざるを得なかったのだった。
「あー、本当に楽しかった!」
その帰り道、俺は閃梨さんと2人で家へと向かって歩いていた。あの4人には、「閃梨さんは家の近くに住んでいる」と言っておいた。
家に住んでいると言っても良かったのだが……何故か俺のプライドがそれを許さなかったんだよな。何故か。
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