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「あーっ!そう言えばその事を話してなかったよ!」
はい、話なんかされてません。今日、いきなり学校に来られて、そして本当に驚かされたんですよ。
だからその話を聞かせてもらわないと……俺もかなり困るんですよね。
「はい。だから話してもらってもいいですか?」
「もちろんだよ!私が教えなかったのがもともとの理由な訳だし……」
そう言うと、閃梨さんは俺の後ろを指差してきた。不思議に思い、俺が後ろを向くと……そこにあったのは、俺の家だった。
いつの間にか家に着いてたんだな。そうだな、家の中で話をしてもらうほうが安全かもしれないな。
「そうですね、家の中で話をする方がいいですね」
そう言いながら俺は家の鍵を開け、そして閃梨さんを家の中に先に入れてから俺も家の中へと入っていった。
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