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意外と普通すぎる答えで、俺が呆気にとられているにも関わらず……閃梨さんはやりきった感をフルに出していた。
そんな表情をされてしまうと、俺はもう何も言い返せなくなってしまうわけで……つまりはどうしようもなくなるわけだ。
「あれ?どうしてそんなに固まってるの?」
そんな俺を不思議に思ったのだろう。閃梨さんは心配をするように、それでいてなにかを考え込むようにして人差し指を唇に当てていた。
うん、可愛い。こう言う仕草は本気で可愛い。あり得ないぐらい可愛いから、俺のリーサルウエポンが……
おっと、相当危ないことを言い掛けたのを自分で理解したぞ? 何というか、下ネタみたいな感じのことをさ。
第一、そんなので俺のリーサルウエポンが作動するわけないじゃないか。うん、するわけがない。
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