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余談はこれぐらいにして、だ。そろそろ勉強を始めなくちゃマズイかもしれないな。
時間だってそんなに余裕があるわけじゃない。今は1分1秒が惜しい俺がいる。
そんなことを考えながら、俺は自分の部屋へと向かって行った。そして、ここからが色々とハプニングやら何やらが続くんだ。
とりあえずその話は、今からしていく話の流れで分かっていくだろうから、地味に期待やら何やらをしておいてくれ。
部屋に戻った俺は、学校に持っていっている鞄を机の横に置くなり、直ぐ様椅子へと座った。
そして鞄から、化学(留年をしそうなのは化学なんだ)のプリントを出し、そのプリントに書かれている問題を解き始める。
教科担任曰く、これを解いておけば追認考査はなんとかなるらしい。信用は出来ないが。
ただ……今の俺は、その言葉が信用出来なくても、信用するしかないんだよな。
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