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まあそんな感じの勢いで、俺たちは仲直りをしたんだよ。そして今に至るわけだ。テスト前の日々を。
まあさっきも……と言うか、この小説が始まったときにも言ったような気がするが、俺には最強の、恐らくどこを探しても見つからないであろう家庭教師がついているんだ。
学年1位……は閃梨さんとして、もしかしてもしかすると学年10位辺りまでなら入れるかもしれないな、うん。
そんな願望を持ちながら、俺は閃梨さんに勉強を教えてくれるように頼むつもりだ。今日、家に帰ったらな。
あ、そうそう。閃梨さんと他のやつらがどんな関係になったのかも言っておいた方が良いのかもしれないな。
と言っても、こういう風な言い方しか出来ないわけだ。あり得ないぐらい異常なスピードで、閃梨さんは始業式の日のメンバーと仲良くなった、とな。
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