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「お待たせしました、閃梨さ……ん!?」
「あ、淳くんお帰りー」
うん、完全に俺が甘かったみたいだな。閃梨さんがオシャレをしてくるわけがないなんて、本当に甘かったみたいだな。
そこにいた閃梨さんは、なんか知らないが……とにかくオシャレをしていた。もう、徹底的にと言っても過言ではない。
そして、その服のセンスが良すぎるために、言葉で表現するなんて言うことは不可能に近いわけです、はい。
「淳くん、こっちの世界ではそれが普段着なの?」
そんなことを考えていると、閃梨さんは不思議そうにして俺にそう聞いてきた。
え? なに? もしかして閃梨さんたちの世界では、それが普段着なんですか?
なんていうツッコミを入れたくなってしまった俺が、ここにいるのは秘密だ。
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