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まあ、そんな冗談を言っている内にだ。閃梨さんが使っている部屋の方からドアが開く音がした。そしてこっちに歩いてくる足音が聞こえてきた。
ふう……ちょっと期待してしまうな。閃梨さんが一体、どんな格好をしてきたのかが。
正直なところ、かなり期待している。女性が部屋着を着ると、どんな風に見えるのか何て言うことをな。
「お待たせ、淳くん」
「……」
…………おっと、つい見とれてしまった。変な意味じゃなくて、純粋な意味でだ。閃梨さんが余りにも部屋着を着こなしているからだろうかな? 着こなすとかあるのか、部屋着に?
「あんまりじっくり見られると、よく分からないけど……なんか恥ずかしいよ」
そんな俺に対し、閃梨さんは顔を軽く赤らめながらそう言ってきた。俺も多少ながら、見すぎて恥ずかしいのも事実だがな。
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