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まあ、なんと無く変な誤解をされているような気もするが……大丈夫だろう。閃梨さんならきっと。
「じゃあ勉強は今日の夜辺りから始めようか?」
「あ、はい。よろしくお願いします!」
「うん!それじゃあまずは夕御飯の用意をしよう!」
閃梨さんはそう言うと、スキップをしながら台所の方へと向かっていった。一応俺の目には、そう見えただけかもしれないが。
「さて、俺も手伝いに行くかな」
そして俺はそう呟くと、閃梨さんの後ろを追い掛けるようにして台所へと向かって歩き出した。
「うひゃあ!」
……台所に向かう途中で、何かが崩れ落ちるような音+閃梨さんの叫び声が聞こえたが、そこはまあ気にしない方向で行くことにしよう。
気にしたら負けだと、俺の中では勝手に思ってるけどな。
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