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さて、その日の勉強会と言うか、どちらかというと勉強を教えてもらっていた授業は、大体3時間程度だった。
閃梨さん曰く、「一気にやっても身に付かない」だそうだ。どこかで聞いたことがあるような気がしないでもないが。
「じゃあ淳くん、明日も学校があるから早めに寝ようか」
「そうですね。明日も早いですし」
今の時刻はちょうど日付が変わったところ。つまり睡眠時間は7時間ぐらいってところだ。
ま、俺にしてみればそれだけ寝られれば十分なんだがな。
「じゃあ私は部屋に戻るから、また明日ね。お休み」
閃梨さんは眠たそうな目をしながら、俺にそう言って部屋を出ていった。
……うーん、なんか悪かったな。明日は眠たかったら言ってもらうようにするか。
そんなことを考えながら、俺は電気を消し布団に入った。
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