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俺が教室の中に入ると、閃梨さんが後ろからついてくるようにして教室に入ってきた。
そして……そのまま出来るだけ音を立てないよう、細心の注意をはらいながら扉を閉めているようだった。
……死んだな、この流れは間違いなく、確実に。どんな殺され方するんだろうな? 得体の知れない注射打たれて、首を掻きむしるのか……どっかの山奥でドラム缶に詰められて焼け死ぬのか……
そんな変な死に方は嫌だな、全力で拒否させてもらうよ。
「淳くん!」
「はいっ!?」
そんなことを考えていると、閃梨さんが大声で俺にそう言ってきた。それはもう恐喝をするかのように。
恐喝をする……はさすがに言い過ぎかもしれないが、まあ一種の比喩表現としてだな、うん。
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