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「いや~ちょっと散歩にでも行こうかな~って…新大陸でも探そうかな~って」
「散歩ならデザート食べてからでも大丈夫ですよ」
「いや…それデザートじゃないよね?皿の上に焼け野原しか広がってないよね…」
「砂糖味の卵焼きです」
「デザートで卵焼き!!いやその前に、卵焼きじゃないだろ…これ--熱さに負けた可哀想な卵…もが」
しゃべっていた銀時の口にさっきまで妙が持っていた黒い…いや卵焼きが無理矢理押し込まれる
「いいから黙って食えや」
そう言う妙の顔は何処までもにっこり笑顔だった…それを見ていた神楽と新八はちょっと銀時が可哀想に思う
そんな事を思っていたら次は妙は新八と神楽がいる所を振り向き、にっこり笑顔で告げる
「新ちゃんと神楽ちゃんのはあっちに置いてあるからね」
「………」
神楽と新八の頭内に『絶体絶命』
という言葉が浮かんだ…
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