敵対してる相手が優しい時は絶対裏がある

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「それ、俺のミントンの音❗危険物じゃないよ、遊び道具」 それを聞いたたまは、モップに似てる兵器をかまえるのをやめた 「そうでしたか…それは失礼しました。お客様、銀時様が呼んでますのでこちらにどうぞ」 そう言ってたまは、さっきまでの攻撃的な態度が嘘のようにニッコリと笑った その様子に山崎は不安を感じながらもたまの後を追った しばらく歩くと扉らしき物の前に顎髭をたくわえサングラスをかけた男=長谷川 泰三が立っていた 「お客さんってのはその人かい[?]たまさん」 「そうですマダオ様…何をされておられるんですか[?]」 「この扉、イカれちまったみたいなんでドアマン…だっけか[?]をやってんだ。今開くからちょっと待って…」 そう言った長谷川の前にはたまも山崎もいなかった…というか、肝心の扉も開いていた どうやら長谷川が話している間にすでに入ったらしい 「ちょ…オジサンの意味わぁ~」 そう叫ぶより早く扉がバタンと閉まる 長谷川の声はむなしく廊下をこだまするのだった
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