敵対してる相手が優しい時は絶対裏がある

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*玉座の間* 長谷川の横を素通りして部屋に入ったたまと山崎 山崎はちょっと長谷川を気の毒に思おうとしたが、それよりも目の前の光景に思わず笑いそうになった 眼鏡君の新八はただ立って山崎の方に目を向けている メイドの神楽は何故そこにあるのかテレビ「渡る世間は鬼しかいねぇ」を真剣に見ている…いやそんなことより ちょっと高めの椅子に座る銀髪の男だ かなりけだるそうに椅子に座り、ペロリンキャンディを食べる男=銀時 (さっきの肖像画と全く一緒じゃんか) そっくりそのまま肖像画からだしたんじゃないかと思うほどそのままの姿に山崎はあの絵を書いた画家に拍手でも贈りたい…っと考えていた しばらくほけ~っとしてる山崎を見て銀時は片眉をあげて口を開く 「何マジマジみてんだ[?]コノヤロー、だいたい銀さん認めないから…お前が勇者なんて絶対認めないからね」
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