幼なじみ

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さらりと言い、残りのご飯も食べていく。 「そうなの?ずいぶん仲が良さそうだから」 「ま、まさか!洋平が彼氏だなんてありえないね。絶対!!」 うつみちゃんは手振りを大きくし必死に否定した。 本人達がそう言うなら本当かな? 話の話題を昨日のテレビに変えて喋りながらご飯を摂った。 「澪ちゃん。ゴールデンウイークって空いてる?」 「ゴールデンウイーク?」 ご飯を食べ終えた後、うつみちゃんが聞いてきた。 「ごめんね。家に帰らないといけなくて」 「やっぱりそうだよね!」 明るく振る舞うように言うもののどこか落ち込んでいるように見える。
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