ちぇんじ

母さんの買い物(ほぼ行人の服など)に付き合わされてもぉ２時間が経ちましたよ。

正直疲れた。

てかオレの服とか言ってるのにオレの意見無視かよ!!

たしかに男ものの服とかでわｻｲｽﾞが合わないし、それに外にも出れない。

今はできるだけﾎﾞｰｲｯｼｭにしてるけど組み合わせがこれしかないし...

助かるんだけどね、
それにしてもFREEDOMすぎませんか母よっ!

服持ってきて合わして独り言言ってｶｺﾞに入れたり戻したり。

忙しいねこの人は。

｢ねぇ母さんオレ疲れたんだけどー...｣

｢ん？そうねーもう服はいいか!｣

ん？服は...？
ちょっとひっかかるな

｢てゆーか行人!人前でオレとかダメでしょ!!私とか女の子らしくしなさい!!｣

｢えっ？まぢで？｣
｢まじですっ!｣

まぁ確かに女の子なのにオレは変だよな。
やっぱ私にするかー。

それに演技は得意だしっ!!
なんてったって夢は声優だしね!!

だけど誰にも秘密なんだなぁこれが...ｱﾊﾊ

｢さてと、じゃあここはもういいから次いくわよ!｣

母さんが威勢よく言ってオレを引っ張ってく。

｢母さんそれ全部私の服？｣

見ると車に店員さんが袋いっぱに詰まった服を車に乗せていた。
しかも２袋......

｢そうよ♪｣
母さんは笑顔で答えた後、また車を走らせた。