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瀬尾
『なら僕は鉄板借りてくるよ』
嶋田
『アタシも!!』
瀬尾
『1人で大丈夫だから』
拒否られてやんの
美香
『アンタ何にもしないの?』
オレ
『オレ?休~憩~中~…あえて言うなら火の番』
お前も何にもせずに包丁持ってるだけの危ない人じゃんか。
嶋田
『お父さん仕事しなよ!』
オレ
『お前が言うな!オレは昨日やったから…終わってないな』
しまった!昨日眠かったから途中で止めて4枚残ってる。
オレ
『美香、包丁とまな板1個ずつ余ってる?』
美香
『あるけど?3組しかないし…時間かかる?』
オレ
『フォンデュオレ1人でやるから貸して』
美香
『あれだけ反対しといて1人でやるの?実は楽しみだったりしてる?アンタ甘いモノ好きだしさ』
美香はニヤニヤしながらオレに聞いてくる。
オレ
『はぁ~…そんなんじゃないって。なら今から溶けやすいように板チョコ刻むんだけどお前がやるか?』
美香
『手汚れるし止めとくわ』
その返事を聞いてから包丁とまな板を持ってカバンの方へ移動した。
嶋田
『ねぇ美香ちゃん、お父さんってツンデレ?』
美香
『日頃楽しそうでたまに固いとこあるからデレツンよ』
聞こえてる!聞こえてるから!男にツンデレとか言うなよ!しもデレツンって何だよ!?
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