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ハッシー
『ないない』
嶋田
『…何で?人体模型見に行こうよ~!!て言うか行くってアタシが決めたの~!!』
オレらのテンションの低さに不満があるのか逆ギレされた。
直樹
『いや、だってさ…ソレ俺らだから』
嶋田
『はぁ??』
何言ってんのって顔にハッキリ書いてある。
オレ
『嶋田オレらが遊び道具に使ってんの。的とか色々と』
嶋田
『えぇ~~……つまんない』
ハッシー
『しかもトドメは直樹のドロップキックでバラバラ。中身の直し方分かんないからそのまま元に返したんだ。後いつもは面倒くさいからとりあえず理科室までは持って行って適当に放置してる』
ハッシーの説明を受けて嶋田は興味をなくした。
嶋田
『もう人体模型はいいや…』
オレ
『次』
嶋田
『次?』
オレ
『他にもまだあんだろ?まさかないはずないだろ?』
やっぱりヒマだしさ。夜の学校とか遊ぶのは悪くないが集まる大義名分がほしい。
嶋田
『他か~…ん~…何かあったかな~……あっ!!有った!有った!勝手に開く特別教室!!鍵を閉めてもいつの間にか開いている特別教室の話!しかも学校全体でココって場所もなく人知れず空いてるって言うウワサ!!』
確かに殆どの特別教室や空き教室にはイタズラされないように鍵があって侵入出来なくなっている。
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