電波再び

学校の七不思議

ハネた女の子の所まで行って両肩を掴んだ。

オレ
『今逃げようとしたよな?』

亜矢
『……してないよ』

その間はなんだ。まぁいい、とりあえず亜矢を連行してみんなの所へ押して行き座らせた。

ハッシー
『逃がしてやれよ』

オレ
『オレは捕まえた獲物を逃がす程甘くはない!』

亜矢
『ヒッ!!』

そんなビビるな別に取って喰やしないから。

オレ
『何かウワサ話とかない?』

亜矢　オレ
『えっウワサ!?えっと…確か2組の佐藤さんと5組の『あ～誰かが付き合うとかじゃなくてさ何かオモシロいの』

嶋田
『具体的には七不思議を探してま～す』

亜矢
『七不思議?…ここってそんなのあるの?』

瀬尾
『とにかくソレっぽい話知らない?知らないなら別にどっか行ってもいいよ』

こら瀬尾話が進まないからってそんな事言うな。

亜矢
『最近では言えばバラバラの人体模型かな』

オレ
『それ知ってるから次』

亜矢
『次!?えっえ～と誰もいない男子トイレ!』

オレ
『おっ!知らないしオレじゃないぞ!』

亜矢
『…裕君じゃない?何の話?』

オレ
『いいから話して』

これはかなり期待大だな。何故男子トイレの話を亜矢が知ってるのかもちょっと気になるがそれはいいだろう。