学校の七不思議

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午後10時ともなると真っ暗で人っ子1人いない学校は不気味と言う言葉以外は出てこない。 オレ 『うぃ~ッス、遅れた』 美香 『1時間遅刻ってアンタどういう神経してんの!!!!』 オレ以外は既に集合済みだったらしく美香はブチ切れ。 オレ 『わりぃな、気づいたら10時でさ~まぁ気づいただけ良いじゃん』 しばらく美香に怒られオレはそれを宥めつつも他の2人を確認。 オレ 『テンション低っ!!』 美香 『私の話を聞きなさいよ!!』 2人とも学校入る前から既に顔がヤバい。そろそろオレも遅刻の反省は充分したし無視します。 オレ 『直樹お前もこう言うのダメだっけ?』 直樹 『みんなに言ってなかったが俺は自他が認めるかなりのビビりだ』 オレ 『へ~まぁ頑張れよ。嶋田は予想通りだな』 嶋田 『お父さんヤッパリ止めようよ…』 オレ 『却下!!何故ならお前が怖がるのがオモシロいからだ!!』 美香 『松下珍しくSね』 始めるには学校に入らなくては始まらない。オレは排水管を登り、2階の鍵の掛からない渡り廊下から侵入して、唯一セ〇ムのない体育館に続く渡り廊下のドアを開けた。 オレ 『さぁ始めるか……… ちなみにオレもビビりだから』
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