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美香
『ほら美術室ついたから鍵開けて』
オレ
『投げるぞ。それよかもしもの時とか美香って以外にビビりだったり?』
暗いなか鍵を開けるのに手間どる美香を茶化してみた。
美香
『あんたバカぁ!当直に見つかってこんな暗い中で他人の世話なんか出来るワケないでしょ!!言っとくけど捕まっても私の名前言わないでよね!!』
怖がる友達見捨てるお前の方がよっぽどコワいよ…。
美術室、音楽室、理科室、給湯室、下駄箱、体育館と軽く1周してきたが別段オモシロい事はなかった。
直樹
『嶋田さん!案外余裕だったね!』
嶋田
『うん!何かビビって損したよね!』
嶋田 直樹
『ね~』
オレ
『お前ら怖くないならオレから離れろ』
2人揃って激しく首を横に振る。会話するぐらいの余裕は出来たのはいいが離れる気はないらしい。
オレ
『ほら~アホな事言ってる間に美香に置いてかれたじゃんか』
最後にこの廊下の曲がった角の調理室に行って終わりにする予定だ。
嶋田
『お父さん!お父さん!次最後だよね!?ね!!』
オレ 美香
『…そうだから落ち『わぁ!!!!!!』
廊下の角を曲がった直後に美香が飛び出して来た。
オレ 嶋田 直樹
『わぁぁぁああぁぁ~~~!!!!』
『キャァァァアアァァァ~~~!!!!!!』
『だぁぁぁああぁぁぁ~~~!!!!』
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