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自分の部屋に行こうとした璃杏をある人物の言葉でとめられる。 『おっ帰りぃ~♪ 愛しの璃杏ちゃぁぁん』 璃杏は何か感づいたのか、その人物の声を聞いたとたん猛ダッシュで自分の部屋へ行こうとする。 『いやっ。ちょっまてっ!!話があるのよっ!! 《執事》のっ』 《執事》と言葉を聞いて璃杏の足が止まる。 そして同時に振り返る。           . . . . 『決まったんですか?お母さん』 そう、今璃杏と会話をしていた人物は神ノ宮グループの現社長である... 神ノ宮 華望(カミノミヤ カノン)だ。 若くして社長になり、世界でも注目されている女社長である。 そして華望は社長であって璃杏の母である。 ちなみに璃杏の父はすでに他界している。  
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