†Ⅱ†

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†。。。。。† 『ん・・・』 璃杏は全ての事が終わり、就寝していた。 だが何故か目がさめて起きる。 そのまま寝ようとしたが寝付けなかった。 しかたなく、上着を着て廊下に出た。 まだ深夜2時過ぎ頃で、明日の用意などしている使用人や世話係の話声が聞こえてくる。 璃杏は廊下を歩き屋敷の中にある温室へはいった。 入る気はなかったが、何故か入ってしまった。 温室は庭みたいで花がたくさん咲き誇っており、とても綺麗だ。 そして温室は天井が透明なガラスでできており、そこから月の光がさしている。 だが今は、少し雲がかかり足元しか見える位だ。 璃杏はとぼとぼと温室を歩く。 璃杏は歩いていると遠くの方で人影が見えた。 その影は2つあり、抱き合っているように見えた。 その時、雲から月がかおをだす。 そして明かりがついたみたいに明るくなる...。 月の明かりで影が見えてくる。  
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