†プロローグ†

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『本当に・・・いままでありがとう』 1人の少女は少し悲しそうな 面持ちでお礼をする。 『急に申し訳ありません。  璃杏様。私は執事失格です』 申し訳なさそうに1人の60代後半の男性が言う。 璃杏と呼ばれた少女は首を横に振る。 『いいの。奥さんと幸せにね』 『では失礼します』 そう言って男性は部屋を出ていった。 残された璃杏は泣きそうな声で呟く。 『ありがとう・・・』  
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