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カツッ、カツッ。
足音が廊下に響く。
誰かが走ってくる。
『~!!!・・・ネッ!ハイネッ!!』
『!!?アリスッ久しぶりだな』
『オレもいるよ?』
アリスの隣にはキリアが立っていた。
2人の姿を見て灰音は微笑む。
『元気だったか?怪我は?』
灰音は心配そうに言う。
『大丈夫。オレは吸血鬼だぜ?』
キリアはポンッと自分の胸を叩く。
『そうだな』
灰音はキリアの姿をみて苦笑する。
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