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『!!?』
突然、後ろから声がした。
この声......。
似ている....!?
『り・・・・あん?』
そう思い、後ろを振り返る。
後ろには少女が立っていた。
真っ白なふわっとしたワンピースをきた少女が。
雰囲気がどことなく、璃杏に似ていた。
灰音は質問に答える。
『ええ。そうです。とても愛しい人です』
優しく灰音は笑う。
『そうですか。きっとこの方もあなたのことが大好きで、愛してると思いますよ。伝わってきます。』
視線を璃杏の墓石に移し、再び灰音の方に視線を戻す。
戻したと同時に少女はふわっと微笑む。
『君、名前なんていうの?』
『わたしですか?わたしは・・・・』
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