†ぷろろーぐ†

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堪え難い苦痛に少女は声にならない声をあげる。 少女から発せられる強大な魔力は少女自身の身体を引き裂いてゆく。 少女は必死に服をまさぐり、数個の指輪を嵌め、呪文を紡ぐとぶかぶかの指輪は少女の指にぴったりと納まると同時に魔力の波状も消え失せた。 少女は魔力が収まって安心したのか、糸が切れたように意識を手放した。 …ぷろろーぐ fin
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