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「私、一人で行って来るよ。去年、この海岸に遊びに来た事があって、スーパーの場所は覚えてるから。
家の主(あるじ)が、留守にするのも、まずいと思うし」
加奈は、出掛けようとする。
「じゃあ、俺がナイトになるよーん」
と高志が、名乗り出て結局加奈と高志の二人で出て行った。
二人がいなくなると、吾郎の側にビッキーが来た。
「ねえ、ブルカ(加奈)の事、好きなの?」
「ち、違うよ!」
吾郎は、意味もなく冷蔵庫を開けた。
「なんだ。ブルカは、気になるって言ってたのに、残念」
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