88人が本棚に入れています
本棚に追加
――極めて、自然。
夢という虚像の世界から違和感を排除した真実の姿。
これこそが我々の現実であり、今現在の我が輩とヤコの持つべき正しい距離感なのだ。
そこに先程の様な甘さは皆無。
だが、今はまだこれで良い。
違和感だらけの爛れた空気など、胃もたれの原因になりかねんのだ。
大切なのは、自然であること。
ヤコよ。今は存分にその身に刻み込むが良い・・・
この、虐待という名の
我が輩の愛撫を。
夢【きみのゆめ】
(触れる理由などなくても夢の中ならばたやすく)
fin.
最初のコメントを投稿しよう!