[4]俺達の世界(2008年11月16日)

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大玉村の僚に戻った後、俺は郡山のビッグつばめへと向かった。 少し前から一度は触れておこうと思っていた『新くのいち忍法帳』を打つ為である。 メーカーが高尾だから面白さには全く期待できないが、それでも俺はどういう訳か忍者とか侍が好きであり、尚且つ一ヶ月の小遣いを貰ったばかりでしかも1パチに置いてある可能性があるとくればどうしても手を出したくなるのが人情?である。ちなみに俺はこの店に行くのは初めてである。   いざビッグつばめに着くと実際設置してあるのは4パチのみ。で、ちょうど良い具合に1台だけ空いてる状況だった。 俺が自由に使える金は約3万。いくらハネデジとはいえ、4パチを打つとなると今日から一ヶ月生活する為の小遣いとしては少々心許ない金額となってしまう。無論ミドルタイプなど以っての外だ。 しかし他にハネデジタイプが置いてあるのはこの近辺には無いし、まかり間違えば金が増えちゃう可能性も一応あるので、多少危険はあるものの、5千円だけ打ってみる事にした。   最初の500円で回せたのはたったの4回転。次が9回転で1500円目が6回転。リーチが一度もかからず、俺の金が魔法のようにビシビシと消えていく…😓かと思いきや、4回目の玉貸し釦を押した直後に豪勢な予告とやたら長いリーチで大当り。訳も解らぬ内に7連チャンまで伸びていきなり勝利濃厚となった。   スペックやゲーム性は同社のパチカイジと似たような物で、全然使えないくせにやたらと派手だったり長かったりする演出に耐えながらひたすら『大当り』の文字が表示されるのを待つのみだが、カイジ程の嫌悪感はない。面白い面白くないは別として、演出作りに力を入れてる気配が感じられるのは見てて悪い気がしない。 これも全くのオリジナル作品で、色気よりも萌えを意識した演出がウリのようだ。同じスタイルでも戦国乙女より遥かにマシである。ただ、擬似連4回が平気でハズれまくったり、3種類いるボスキャラとのバトル演出の内容が全て使い回しだったりと、欠点が目立つから良い評価はあげられないけどね。メイドとかバニーとかそういうコスプレを出せば良いってもんじゃありません。ついでに言うと必殺技の名前を他人(ナレーター?)が言うのもどうかと思うぞ。   それにしても回らない。持ち玉遊技だから正確な回転率は解りかねるが保3止めの機会が殆どないので多分千円で15回くらいだと思う。
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