幼少期-いじめ-

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てめえが居なければ、婆ちゃんは俺だけに優しくしてくれるんだ。 てめえのせいで何もかもが狂ったんだ。 などと言って、家に母親が居ない時は、兄から殴られ蹴られ虐められる日々をおくっていた。 私の家族は トラック運転手で毎日昼夜働きっぱなしで滅多に家に居ない母親 祖母 小4の父親の違う兄 3歳の私の4人家族だった。 前までは、母親と2人だったが、祖父が亡くなってから、祖父の家に居た祖母と兄が、母親の弟 つまり私にとっての叔父さんに追い出され、母親が連れてきたのだ。 4人で住み始めてから祖母は、私がまだ小さかった為か、私を可愛いがってくれていた。 なので、今まで可愛いがってもらっていた兄は、自分よりも私が可愛いがられている私を見て憎んでいた。 その頃の兄はと言うと相撲取りを目指しているのか!と言うほどのガタイの良さで、小さな私が立ち向かえるはずがなく、されるがままだった。 祖母も、兄を止めたくても 力で敵う訳もなく、ただ口を出す事しか出来ず見ているだけだった。 しかし、母が久しぶりに帰って来ると、母は私の敵を打ってくれていた。 それから次第に兄も、母からのヤキが怖くなったのか、私に手を挙げなくなった。 やっと平凡な日々が戻った そう思っていたのに…
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