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腹が立つやら情けないやらで七海は深いため息をついた。
そして詳細を聞く為、義姉にメールをする事にした。
《久しぶり…昨日は直哉が迷惑かけてごめんね。
ちょっと聞きたいんだけど、直哉が誰かに殴られたらしくて右目周りが青くなってるんだけど、誰に殴られたか分かったら教えてくれないかなぁ…》
そう書いて送信した。
後は義姉からの連絡を待つのみ…。
メールを打っている時も直哉は
『きっと一緒に居た連れが殴っただって!!だいたい分かるやん!気に入らんくて殴ったもんで連絡出来んくて 電話して来てもなんで殴られてるか分からんってゆうわ!』
とブツブツと文句を言っていた。
泥酔して分からなくなった自分が悪い癖に…
そう七海は思ったが、詳細を聞くまでは分からないじゃん!とだけ返した。
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