妊娠

2/15
前へ
/446ページ
次へ
直哉の両親は、お酒が大好きな人で、朝から一日中飲んでいた。 直哉が七海を連れて帰って来ても、何か聞く訳でもなかった為、そのまま二階で暮らす事にした。 毎回のご飯も、何も言わず七海の分まで用意してくれていた。 直哉は親と話しても、少し人見知りのある七海は、食事は二人でキッチン、お風呂は遅くなってから入る為、両親と話す事なく居候していた。 直哉の親も同じく人見知りするのか、わざわざ二階に上がって来る事もなかった。
/446ページ

最初のコメントを投稿しよう!

847人が本棚に入れています
本棚に追加