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直哉の両親は、お酒が大好きな人で、朝から一日中飲んでいた。
直哉が七海を連れて帰って来ても、何か聞く訳でもなかった為、そのまま二階で暮らす事にした。
毎回のご飯も、何も言わず七海の分まで用意してくれていた。
直哉は親と話しても、少し人見知りのある七海は、食事は二人でキッチン、お風呂は遅くなってから入る為、両親と話す事なく居候していた。
直哉の親も同じく人見知りするのか、わざわざ二階に上がって来る事もなかった。
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