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七海がキレて話しているのを聞こえてても聞こえない振りをしながら、直哉は一言
『うるさいなぁ…』
とだけ言って、背中を向けて寝てしまった。
自分に不利な展開になると、いつも直哉は聞かないのだ。
寝ている振りをしても少しくらいは頭で考えるだろう…
そう思い、直哉を寝かせたまま、とりあえず実家に子供達を迎えに行く事にした。
実家に着くと、すぐにどうだったのか聞かれ、事情を話して とりあえず家へ帰った。
家に着いても直哉は まだ眠っていた。
昨日の夜、寒さで眠れなかったのだろうと思うと、何故だか少しおかしかった。
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