出会い

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重い足どりで事務所へ向かうと、中から楽しげな笑い声が聞こえて来ていた。 (笑ってる…) 何で呼ばれたのか思い当たる節も無いまま、とりあえず事務所のドアをノックしてみる。 コンコン… ガチャッ… 扉が開いて薄暗い店の中から明るい場所へと視線が移る。 と…目の前のソファーに直哉が座り、笑いながらこっちを見ていた。 『あっ…』 直哉の姿を見つけて照れまくる七海に店長は笑いながら 『七海!ちゃんと伝えといたでな😁』 と意地悪そうに言った。
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