見守る眼差し

4/5
53人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
しばらくお茶を飲んで居た面々だが空が夕暮れに染まる頃三代目は口を開いた 「刹那、慙、任務じゃ」 「「御意」」 二人少年は直ぐに青年の姿に変わり、漆黒の服をその身に纏い面を付けその場を後にした 残った三代目は窓の外を見遣った 「ナルト。シカマル。わしが生きとる内は、お主らの事はわしが守る…どんな事からもな」 夕暮れに染まる里を見ながら呟く三代目は優しい表情をしていた 漆黒の闇に紛れ暗殺を繰り返す二人の青年、二人は三代目火影の為だけに動く 全ては自分達を受け入れてくれた優しい老人の為 今日も二つの影が闇の中を駆け抜ける
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!