53人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
それを余裕で交わしながらナルトは木の上に着地した
「慙、後頼んだ」
「たく、めんどくせぇな」
「そう言うなって」
「禁書三つ」
「了解」
「つーわけだから。排除させてもらう」
敵に攻撃される前に慙は敵を仕留めていた
死体を燃やし、朔弥を連れてその場を離れた二人
着いた先は一軒家だった
「………えっと…ナルト…だよね?」
「あ?あぁ…こっちが本当の俺なんだよ」
「ほ、ほぇー…」
「朔弥」
「ふぁい!!」
「ふぁいって…ほら手当てしてやっからこっち来い」
「う、うん//」
笑いながら言うナルトに朔弥は頬を赤く染めながらナルトに近付いた
ナルトは医療忍術で朔弥の傷を治すとフッと笑った
「終わったぞ」
「あ、ありがと//」
「所で…お前に選択肢をやる」
「選択肢?」
「そっ。俺の事は里の最重要機密事項だからな」
「そ、そうなんだ」
「で。お前には、記憶を消すか死ぬかどっちかを選んでもらう」
「………ねぇ、その選択肢の中に一緒にいるってないの?」
首を傾げながらナルトを見る朔弥にナルトと慙は面食らった顔をした
「私はナルトの事知れて嬉しかったけどな…」
「なんで?」
「だっ…だって…その…好きな人の事は何だって知りたいでしょ?//」
頬を赤く染めながらナルトを見る朔弥に慙は面の下でフッと笑った
「はぁ…お前なぁ」
「な、何?」
「どうなってもしらねぇーからな」
そう言って朔弥の頭を撫で回すナルトの顔が赤かったのは慙しか見ていなかった
最初のコメントを投稿しよう!