《軌跡》
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「お前、こいつを抱いて明日から働け」 その一言で、母親は彼の考えを理解した。 「泣きやんだら、お尻をつねってやるわ」 そう応え、赤子の首にかけていた手を頭の後ろに回し、ゆっくりと抱き上げた。 何も知らない赤子は、ほぎゃあほぎゃあと泣く。 まるで、明日からの地獄に脅えるように、いつまでも泣き続けた。
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