江戸からの使者

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大輔『次はそこの腰おさえてるやつな。』 江戸屋敷尚『せっしゃでござるか?せっしゃは江戸屋敷尚。ナオとでも呼んでくれ。せっしゃは今人生で53度目のヘルニアになってしまったのだ。好きな食べ物はバナナでござんす。』 大輔『今何時代だ?』 尚『江戸時代じゃ。』 大輔『今は平成だ。』 尚『なんでござるか?ヘイセイというのは?』 大輔『お前がいる時代の200年後の時代だ。どうやらお前はタイムスリップしてしまったようだな。』 尚『なんと!』 大輔『つかお前今日何しに来た?』 尚『む?野球とやらが行われるらしいな。どんな戦かたのしみじゃい。』 大輔(こりゃだめだ。) 大輔『まあ、いい座れ。ちなみに野球は戦ではない。しかし野球に時代は関係ない。気持ちさえあれば俺は誰だって受け入れるさ。』 大輔(なんたって部員たんねぇかんな) 尚『かたじけない。』 西南高校五人目の部員は尚となった。
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