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【不二】
白石「ネットを越さへんやて……、そんなアホな話、あるかい!!これならどや!!」
財前「ウマい!ロブや!!」
白石「!」
一氏、金色「ア、アホな………」
白石「何やこれは……。みんな超回転のかかったボールによって失速してまうわ……ホンマにネットを越えられへん……」
謙也「何や、あの不二とか言う奴…、白石を追い詰めとるで」
GO GO FUJI!
FIGHT FIGHT FUJI!
GO GO FUJI!
FIGHT FIGHT FUJI!
手塚「不二、これがお前の答えか」
見ろ 汗にまみれた 躍動する獣を
ああ 気迫に満ちた 初めて見るプレイ
進化しているカウンターの技 全てが
勝つことにこだわる理由を 探し当てたのかもしれない
石田「あの白石はんが不二のコートにボールを返すことが出来へん。全てネットに掛かってまうわ」
一氏「お、おいっ。もしかして……」
金色「不二の奴……」
審判「ゲーム不二、5-5」
青学「よっしゃーっっ!」
トリオ「ついに追いついた!!」
GO GO FUJI!
FIGHT FIGHT FUJI!
必至の形相で 敵に挑む 天才
財前「そ、そんな……白石部長が……負ける…?」
謙也「どアホ~~!!まだ追いつかれただけやっちゅうねん!!」
侑士「無敵やな……不二……。」
見ろ 敵を射抜く目 すきのない物腰を
ああ 刃物のように 降り下ろすラケット
潜在的なパワーが弾けたのだろう
きっと何故試合をするのかと言う答えを見つけたのだ
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