第1章:君の隣に…

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~一年前~ 秋人『……』 母さん、何で俺をおいて死んだんだよ 父さん…何で俺を庇って死んだんだよ… どうしてだよ 秋人『なあ!俺、どうすればいいんだよ!』 『お前、頭いかれてんじゃねぇの』 『おいおい、いきなりはないだろギャハハハ』 んだよ耳障りなんだよ 喋んなよ 『お?どうしたんだボクゥ?』 秋人『…えろ』 『あ?何て言ってんだギャハハハ』 秋人『消えろ!お前らゴミ以下が喋んなよ!』 『んたと調子にのんじゃ…ぐわ!』 秋人『それ以上喋んなゴミ野郎』 俺はこの世に存在するなと言わんばかりにそいつらを睨んだ 『ひぃ~』 秋人『くそ野郎が調子に乗るからだよ』 …『君もそうだと思うがね』 秋人『誰だよおっさん…』 龍『君は目上の人には敬語を使うほうがいいぞ私は獅童 龍で獅童 梢の父親だ』 なんだよ梢の親父かよ 秋人『梢の親父がなんのようだよ』 龍『君を止めにきた。君がこれ以上苦しまないためにも』 秋人『あ?そんなこと受ける義理なんかねぇんだよくそ野郎!』 俺は気に入らなかった 何にもわかってない癖に言いたいように言いやがってだから殴ってやる 龍『好きではないんだがわからせる為にやるか…こい秋人君』 秋人『くそ野郎!ぐっ!』
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