アッピンズ・レッドブック#2

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アッピンズ・レッドブック#2 「このお話と登場人物どこかで見たような・・・」 不思議そうに頭をひねる小悪魔だったが疑問はすぐに解決した 「あら、貴女」 「やられたわね」 「既視感、幻覚」 「この本に相当の魔力が掛かっている証拠だわ」 「これは」 「有り得るかもしれないわ」 「バアルを使い魔にしたらどうしようかしら」 「一寸レミィをいびってやるかな」 興味を示してきたパチュリーを横に微笑をしていた小悪魔は司書の仕事を始める しかし図書館の入り口には“リン・・・”と静かな音を立てる者が様子をうかがって いた
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