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アブラメリン・ブラック・マジック#6
- 一年前 -
「ふう・・・」
「パチュリー様おクチ開いてます」
「むううぅ・・・」
「どれもこれも見飽きた内容!」
「魔法は進化どころか退化の一方ね」
「インスピレーションが沸かないわー!」
「はいはい」
「新聞どうぞ」
小悪魔に勧められしかめっ面で新聞を眺めていたパチュリーだったが
ある記事により興味が惹かれた
「小悪魔!荷物をまとめておきなさい!!」
「人間たちが大魔術結社を作ったのですって!」
「これ」
「研究したいわ!」
~首都に出向いた私達を迎えたのは~
「な・・・なにこれ・・・・?」
~美しき黄金(魔法)の夜明けではなく~
「こんなところで・・・」
~産業革命の黒い煙だった~
「こんなところで魔法が育っってゆうの!?」
「穢れた大気では妖精も精霊も棲めやしないとゆうのに!」
~“それ”は七曜の精霊魔女にも毒だった~
ドサッ
「パチュリー様?」
「ぜっ、ぜえ、ぜえ」
「うううぅぅはあはあ・・・」
「しっかりしてください、苦しいのですか?」
「これを!妖精の香です」
「パチュリー様!パチュリー様ああ!」
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