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?「う~ん・・・・ん?」
青年は目を覚ましたそこは部屋であった、窓からは心地よい風が吹いていた。
?「ここ・・・・俺の家じゃないよな?」
ガラ
すると襖が開きそこから女の子がやって来た。
?「目が覚めましたか?」
?「君は・・・・誰だ?」
?「あっ、私は小南結菜と言います宜しく、ええっと」
?「ん?あぁすまない、俺は神崎歩宜しくな小南さん」
歩はそう言い手を出した。
結菜「はい、宜しくです歩さん」
歩「あはは(いきなり下の名前で言う子だな)」
二人は互いに握手を交わした、その後歩はこう聞いた。
歩「そう言えば俺・・・海で溺れた筈だよな誰か助けてくれたんだ?」
結菜「それはですね、救助隊の人が助けてくれましたよ、それで私の家が近かったので運んでもらったんです」
歩「そうか・・・世話になったな」
結菜「気にしないで下さい、当然の事をしたまで、ですから」
歩「・・・ありがとな小南さん、さていつまでもここに居るわけにもいられないな、うちに帰るよ」
歩はそう言い立ち上がった、すると結菜が歩に言った。
結菜「あ・・・あの歩さん」
歩「ん?なんだい小南さん」
結菜「また来てくれますか?」
歩「あぁ、俺と小南さんは友達だからないつでも来てあげるよ・・・そうだ」
カサッ
歩はポケットから紙を取り出し結菜に渡した、結菜は紙を開き書いてある字を読んだ。
結菜「あの、これは?」
歩「俺の携帯番号と家の番号だよ」
結菜「あ、ありがとうごさいます・・・じゃあ私も」
結菜はそう言い新しい紙を取り出し携帯番号と自宅番号を書き歩に手渡した。
歩「ありがと、それじゃさよなら小南さん」
結菜「あ、はいさよなら歩さん」
歩は結菜の家から出た、そして道を歩き出した。
江見島 商店街
歩「そう言えばお姉さんが帰りに買い物に行くように言われてたっけ」
歩は家で頼まれた物を買い出した、買い物をするとその店の人が「歩くん大丈夫かい?」など言われている、この島では歩はみんなの孫らしく歩が小さい頃から 知っている。
歩「こんなものかな?」
歩はそう言い買い物袋を持って家に向かった。
歩「あ、人魚の石像だ」
歩は帰り道に人魚の石像をいつも見ている、そうして1日は終わる。
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