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今は朝7時過ぎ。
健一の寝顔を見るため、孝宏は早く起きている。
「さて、部屋行くか。」
健一が起きないように、こっそり部屋に入りベッドを覗く。
「…ん…ぅ……」
「可愛いなぁ……あ、服乱れてる…」
服を直そうと手を伸ばすと、健一は身じろぐ。
「っん……ぅ……」
「起きたかと思った…」
また服を直そうとするが、これもこれで可愛いのでそのままにしておくことにした。
「可愛いよなぁ…まじで。」
「んぁ……さくらい…?」
「あ、おはよ。…!?」
普通に挨拶だけするつもりだったが、健一に抱き寄せられる。
「……はい?」
「一緒にねよ……?」
「え?あ…」
「いいから……ねよ?」
健一は軽く微笑み、また眠りにつく。
「……ったく…しょうがないなぁ…」
孝宏は健一の頬に軽くキスをし、眠りについた。
-END-
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